留学・ワーホリ(ワーキングホリデー)のススメ
Manami Sensei
日本で保育士、OL勤務を経て、独学で習得した英語力のみで2013年単身海外留学。 TESOL、日英通訳翻訳の資格、カナダ(BC)の保育士の免許を取得し、現在は現地の保育園にて正社員として働き、週末は日本語学校での日本語教育にも力を入れている。
英語、日本語はもちろん、現在はフランス語も操るマルチリンガル。
日本の夜間専門卒で英語ゼロ、貯金ゼロの20代から、海外移住に挑み、現在はカナダ、バンクーバーで幼児教育者&自身のウェブサイト運営(manamisensei.com)、youtuberとして活躍中。
留学・ワーホリについて興味がある、聞いたことはあるという人は多いのではないでしょうか。チャンスがある人なら絶対に挑戦した方がいいと、私はいつも周りの友達に伝えています。
私自身、26歳の時にワーホリでカナダに行き、人生がガラリと変わりました。
今ではバンクーバーで就職し、一人暮らしをしております。
こんなに生きていることが楽しく、毎日「明日が楽しみだ」と思えるのは、留学をしたからだと自信を持って言えます。
毎日が驚きと発見の連続で、生きることは世界を冒険をすることなのではと、錯覚するほどです。
この記事では語学を勉強している人はもちろん、これから(いつか)子育てをするであろう人、ビジネスで成功したい人にも留学・ワーホリおすすめする理由を熱く語ります。
※外国語は色々ありますが、今回は英語を例えとして話を進めていきます。
早速ですが、お勧めする理由は大きく分けて2つ。
『語学を学ぶ脳の構造』と『文化を知る』
理由その1 語学を学ぶ脳の構造から
英語が話せたらいいなぁ、と思う人はどのくらいいるのでしょうか。
そもそも、なぜこんなにも英語が話題になるのでしょうか。
それは、世界共通語だから、というのはもうご存知でしょう。
世界人口約5人に1人は英語を話しており、日本語を話す人数の約15倍もの人が英語を話しているという数字も出ています。
つまり映画、音楽、本はもちろん、ニュースなどあらゆる情報が英語で飛び交っているなか、日本語しか話せない(わからない)私たちは、その情報データをキャッチできず、情報交換、意見交換ができる場も限られるという事になります。
大親友になる機会や、人生を変える様な仕事、大事な事を学ぶ機会など、今まさに目の前にある、色々なチャンスをも逃しているかもしれないのです。
海外に行かなくとも、英語はもちろん学べます。新しい言語を学ぶ際、テクノロジーを使わない手はありません。
しかし、言語を習得する上では、実際に人と関わり、その中で言語を使い学んでいきます。
人は、人間関係を通して言葉を学びます。そうやって、あなたも日本語を習得したはずです。
情報の吸収が早い幼児でさえ、対人と画面(テレビ)では雲田の差が出ると研究結果として出ています。
実際、スクリーンや紙面からの学習では、受信(読み、リスニング)、発信(書き、発音)など一方通行でのやりとりは十分可能です。しかし、コミュニケーションとして言語が使えるレベルになるには大変時間がかかります。
テストでは良い点が取れるのに、いざ日常生活で使おうとすると、お手上げの人が多いのはこのためです。
言語を学ぶには、実際の人間関係(教師、友達、家族など)が必要不可欠です。
人間関係を通して、英語環境を作れる事ができれば、英語の上達は約束されたようなものです。
日本にいながら、完全な英語環境を作るのは至難の業です。しかし、当然ながら留学をすると、24時間その言語環境の中で生活することができます。同時に友人や同僚など、人間関係がある中で英語を使っていくので、やり方によってはぐんと英語力が伸びます。
「語学を学ぶのに一番の方法は恋人を作る事」のは、あながち間違いではないのです。
参考: Tedtalk ”The linguistic genius of babies” #t-311249
↑大変興味深いテッドトークです。特に、日本語と英語を比較しているトークなので、日本語を話す皆さんには特にみていただきたいです!
理由その2 文化を知る
日本は特殊な国です。独特の文化と歴史を持ち、他の国ではないようなルールやマナー、常識が今だに多く存在します。
ひらがな、カタカナ、漢字と使われている言葉も3種類あります。それに加え、敬語の存在は日本語という言語の複雑さを増している事でしょう。
果たして世界のどれほどの人が日本の文化を理解しているでしょうか。
逆に、日本の文化がどれほどユニークかを理解しているしている日本人はどれほどいるのでしょうか。他の文化を見ずに、どうして日本の文化はユニークだと言えるのでしょうか。
実際に住んでみないと、その国や地域の文化を理解する事はできません。
『知っている』と『理解している』は違います。
文化を学ぶには、まだテクノロジーは追いついていません。
文化は人の中に生まれ、人の中で育つものです。
言葉だけを知っていても、相手の文化がわからないと、コミュニケーションをとる際、戸惑う事が多いでしょう。
日本語でさえ、「方言を全く知らない状態で会話をしたら伝わらなかった」と言う経験はないでしょうか。また、業界用語や一定の職業間でのルールなどもそれに当てはまります。
どの言語でも、流行りの言葉や文章、友達同士でのフランクな会話表現は教科書には載っていません。言葉、文化、歴史は繋がっています。
他文化を知ることは、自分の文化や価値観の再認識に繋がります。物の良し悪し、マナーについて、別の角度から見ることができ、自分を客観視する事を可能にします。
自分の人生に投資をするつもりでほんの数年、海外生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
旅行ではなく、滞在レベルになると理解度がグンと上がり、物の見方に革命がおきます。
自身の生活だけではなく、仕事、家族、次の世代にまで、その影響は間違いなく及びます。
仮に海外生活が苦しかったとしても、帰ってくればいい話です。日本の生活水準の高さを実感し、改めて日本にずっと暮らしていくと思えます。それは、選択して日本に住んでいる事になります。
「グローバル化」や「ダイバーシティー」など、今後考え方や生き方を問う大きなテーマでの話題についていけなくなってしまいます。自分が経験していない事に対して、意見を交わす事はただの憶測での会話にすぎません。未知の世界になると、「わからない」で終わってしまいます。
他文化を知ること・理解することからグローバル化は始まります。
何が良くて、何故それが悪い事なのか。常識と文化との繋がりは何か。
世の中のカラクリも、歴史も、経済であっても、世界はあなたと繋がっているんです。
自分を客観的に見て気づく事があるように、日本を、自分の価値観でさえも、客観的に見る機会があってもいいのではないでようか。
将来ある子供達の素朴な海外の疑問に「わからない」では、その興味が、せっかくの可能性が潰れてしまいます。教師、子育てをする大人、次の世代に生き方をみせる職業を選ぶ方には、ぜひ留学、海外生活を経験していただきたいです。
他言語で友人関係、映画や読書、音楽を楽しむ事ができる喜びを知ると、言葉通り新しい扉が開けます。その文化的背景がわかると、理解度や面白さは2倍にも3倍にもなります。
その始めの一歩が、まさに留学であり、語学勉強なのです。
日本の外にも、楽しい事が沢山あります。新しいワクワクするものが世界には溢れています。
その喜びを皆さんと分かち合いたい。
グローバル化と叫ばれ、人生100年といわれる時代です。日本語のみを使い、日本のみに居住を構えるのはもったいないではありませんか。
世の中はワクワクで溢れているんです。
さぁ!!
みなさまの夢も叶いますように
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